"始めてのニューヨークで"
ホテルに到着したのは夜中。
しかしまだ外にはたくさんの人がいた。
とりあえず早く誰かと話して見たいという好奇心から
ホテルロビーの売店でチョコレートクッキーを買った。
"Could I get ..."
この時に覚えたこのフレーズは今でも一番使う英語だ。
翌朝、朝ごはんにホットドック(papayadogだった気が)
セントラル・パークについて、大きな岩の上でスタバを飲みChill out...
エンパイヤビルディングにも登った。
人間がすごく小さい。世界にはこんなにたくさんの人がいる。今自分が悩んでいることなんでほんとにちっぽけなことなのかもしれない。何にでも挑戦してみよう、もし失敗してもこんなにたくさんいる中の一人の人間が失敗しただけ、だれも気にしない。
あの時そう感じることができたから今僕はニューヨークにいる。
今回の旅はできるだけ多くの舞台を見ることと決めていた。
夜、彼女とドレスアップをして舞台鑑賞。
そのあとは近くのレストランでディナー。
そのレストランでは食事をしながら生演奏を聴くことができるお店だったようで、
最高の時間を過ごすことができた。
”せっかくだしBarにいってみよう”
普段あまりお酒を飲まない彼女が言い出した。
スマホで調べ10分ほど歩いてBarに向かった。
上機嫌な彼女は向かっている途中、急にスキップをしだした。
日本ならこいつなんだよ...と周りに思われるのだが、
ここはニューヨーク。そんなこと誰も思わない
Barにつくとそこはルーフトップがあり、
マンハッタンの夜景を眺めながらお酒が飲めるところ。
普段飲まない白ワインを注文した。もちろんニューヨークだからだ。
ここまで書いたがこの妄想も少し疲れたのでやめよう。
一人で舞台を鑑賞し、夜はホテルでシェイクシャック。
時差ぼけはあったがその日は疲れてすぐ寝た。
起きてすぐ事件は起きた。
寝起きにいつも通り携帯を触っていた。
するとソフトウエアーアップグレードしますかという通知がでてきて、
何も考えずに実行のボタンを押した。
するとおそらくこれは時間がかかるやつだと気がつき、
電源ボタン長押しから強制終了をした。
これが最後だった。
そこからこの旅でふただび携帯が使えることは訪れなかった。
その日からApple storeへ毎日通い
パソコンでその日に行くところの住所を調べてメモをとる日課が始まった。
すごく簡単に2年前のことを思い出しながら書きました。
とにかくこの度は絶対に忘れないし、とても"旅力"が鍛えられることができた。
”憧れ、現実”
「今日も変わらない日常」
ニューヨークに住んでいて感じる変わらない日常。
それはニューヨークに自分が慣れてきたからなのか。
考えてみれば今年2月の渡米当初からこれといって
「New York にきた〜〜」
という感じでもなかった。
目的があり渡米し、
どこまで自分が通用するのかはやく挑戦したいというワクワクドキドキの方が強かった。
2年前の2016年3月初めてニューヨークにきたときのこと、鮮明に覚えている。
あの時、タイムズスクエアで感じたあの感覚はいまでも忘れられない。
"必ずここで挑戦しよう"
すぐに心に決めた。あんなにぞくぞくしたことは今までなかった。
”ニューヨークにきて今までに感じたことのない感覚を感じた。何十年生きてきてまだこんな感情があったんだと驚いた” ピース綾部がいったあの言葉通りだ。
10日間の旅、もちろん英語なんでさっぱり。
この時代スマホひとつあればなんでも調べられるし、
言語だってすぐにグーグルが翻訳してくれる。
今よりあの当時の方が英語に対して怖さがなかったように思える。
(そういえばCATHAY PACIFIC航空を利用したのをこの写真で思いだした)
伊丹発、香港経由でニューアーク空港へ到着。
もちろん一人で飛行機も初めて。海外へ飛行機でいくなんて約20年ぶりだ...
まず第一関門は入国審査。
自分の番が回ってくるまで
「sightseeing(観光)」
という言葉を頭の中でずっと唱えていた。
(これは確か地球の歩き方に載っていた言葉だったような気がする)
そして無事入国。
到着は夜中だった。
まずはマンハッタンのホテルまでどうやっていくか。
事前に調べたところによると空港からバスがでているらしい。
(今考えてみると、ニューヨークへ初めてきてバスへ乗ろうという勇気は我ながらすごい、普通はタクシーが無難だろう)
空港でいろんな人にバス乗り場をカタカタコトコトの英語で聞き、
30分ほどうろちょろしたのを思い出した。
(この写真はニューヨークでの初めて撮ったものだ、確かマンハッタンへ向かうバスから、「あ、英会話の本もってくるの忘れた...スマホでなんとかなるか」と思った頃であろう)
無事ホテルに到着し、チェックインも完了。
受付で英語が通じないかな〜という不安より、
外国人と話すというワクワクが強かった。
これからニューヨーク旅ひとり旅がはじまる
自分にとったら何もかもが初めてのこと
まるで子供の頃に初めてきた遊園地状態だ
この時はまだ
自分のスマホがのちに壊れることも知らずに...
続く
マンハッタンは住む場所ではない、見るものだ
まずは簡単な自己紹介を。
日本から2018年2月に渡米。
(Brooklyn bridge)
よくみんながいう"渡米当時は英語を全く話せなかった"というやつです。
自慢ではないが大学受験は20回は落ちた、それくらい勉強ができない...
渡米直後はそれはそれは苦しんだ。
はじめにお世話になった語学学校ではもちろん一番下のクラス。
それでも何を言っているのか全くのさっぱりだった。
現在はブルックリンに在住し、
2校目の語学学校に通いながら英語を学びつつ、
ニューヨークライフを楽しんでおります。
休みの日は、学生時代に古着屋関係のバイトをしていたこともあり、
あまりメジャーではない古着屋を探しいくのがもっぱらの楽しみ
ニューヨークでのリアルな出来事(決して映画のようなキラキラしてものではない)、たまにおしゃれなニューヨークのショップ情報などもこちらで書いていければと思っています
(DUMBOという観光地、おそらくここは僕のFavorite Movie 名作「ただ君を愛してる」の誠人<玉木宏>がニューヨークまで静流<宮崎あおい>を探しにきた時に登場する場所。ここで聴く<大塚愛の恋愛写真>はそれはそれはもうたまらない...)